キッチンやお風呂、トイレなどの水回りは長く住んでいるとリフォームが必要になってきます。
水回りが2階にある場合、1階と比べて期間や費用がかかるのかなど気になる点が出てきますよね。
この記事では、2階の水回りをリフォームする際に費用面などはもちろん、知っておくべき注意点についても解説します。
2階にある水回りのリフォームを検討している方は、リフォーム計画を始める前にぜひ参考にしてください。
2階水回りのリフォームは1階よりも費用がかかる
水回りが2階にあるリフォームの場合、1階のリフォームよりも費用がかかります。
費用がかかる理由は3つあります。
- 配管の追加や移動
- 耐荷重の考慮
- 荷降し、荷揚げや養生費
配管の追加や移動
2階の水回りをリフォームする場合、水道管や排水管を追加したり、移動させる必要がある場合があります。
これには、壁や床を切り開いて配管を取り替える必要が生じるため、費用がかさむことがあります。
耐荷重の考慮
2階には1階よりも床の耐荷重が重要です。
水回りのリフォームを行う際には、2階の床の耐荷重を確保するために補強工事が必要になる場合があります。
これにより、追加の工事費用が発生します。
荷降し、荷揚げや養生費
2階の場合、解体時の荷下し、設置時の荷揚げ、搬入経路が長くなる部分の養生費などがかかってきます。
2階水回りのリフォームのかかる期間は1日~2ヶ月
2階水回りのリフォームにかかる期間は、1階水回りのリフォームとそこまで違いはありません。
元から2階にトイレがあり、そのトイレをそのままリフォームするのであれば1日あれば終わります。
1階にあった水回りを2階に移動させる場合は、配管や排水管、給湯器などの設置工事が必要なためかなりの期間がかかります。
キッチン、洗面所、お風呂、トイレを一度に2階に新しく設置する場合は2ヶ月ぐらいはかかります。
2階水回りをリフォームする際の注意点
2階水回りをリフォームする際の注意点は6つあります。
- 水漏れや浸水のリスク
- 耐荷重の確保
- 適切な換気設備の設置
- レイアウトの検討
- 許可や規制の確認
水漏れや浸水のリスク
バスルームやキッチンなど水回りのリフォームでは、配管や防水処理に十分な注意を払う必要があります。
十分な防水工事を行い、水漏れや浸水を防止することが重要です。
耐荷重の確保
2階の水回りをリフォームする場合、床の耐荷重を考慮する必要があります。
追加の構造補強や適切な床材の選定を行い、耐久性と安全性を確保しましょう。
適切な換気設備の設置
バスルームやキッチンなど湿気の多い場所では、適切な換気設備の設置が重要です。
換気扇や排気口の配置を検討し、湿気や臭いの問題を解決しましょう。
レイアウトの検討
リフォームを行う際には、水回りのレイアウトを慎重に検討することが重要です。
使いやすさや動線を考慮し、効率的で快適な空間を作り上げることがポイントです。
許可や規制の確認
リフォーム工事には建築基準法や地方自治体の条例など、さまざまな法規制があります。
工事前に適切な許可や申請を行い、法令を遵守することが重要です。
2階水回りのリフォームは注意点が多いので業者選びは大事
2階の水回りリフォームは1階に比べ費用や工事期間、注意点がどうしても多くなる面はあります。
そのため業者選びがとても重要になってきます。
まずは見積りを取ることが大切なのですが、その際は1社だけではなく2~3社ほど取ることが大切です。
かかる費用を比べられるのはもちろん、サービス内容や工事の範囲を把握することができます。
これにより自分の要望に合った業者を選択することができます。
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